ここ数日、株価が自分の思ったように動かない。
保有しているApple、Nvidia、Amazon、Nike、そしてWells Fargo――どの銘柄も大きな変動はなく、むしろじりじりと下がっているものもある。
5日ほど、投資資金の総額にほとんど変化がない。
利益が出ていないわけではないが、動きのないチャートを見つめていると、心のどこかに迷いが生まれてくる。
「年末までもうチャートを見ない方がいいのではないか」と思うことさえある。
覚悟はしていたはずだ。
投資とは、長い時間をかけて自分を試す行為だということを理解していたつもりだ。
それでも、動かぬ相場を前にすると、やはり人間の心は弱くなる。
焦りや不安が、静かに心の隙間から入り込んでくる。
けれども、空手の修行もそうだった。
結果が出ない時こそ、内面を磨く時間だった。
静の中にこそ、次への力が宿る。
株価が動かない今、私が試されているのは「待つ力」なのだろう。
焦らず、慌てず、自分の信じた銘柄を見守る。
それが、次の一歩への準備になるはずだ。
静寂を恐れず、信念を見失わず。
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